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ビーチボーイズ The Beach Boys ~前編~
JUGEMテーマ:洋楽好き♪


終わらない夏を彩った、永遠のハーモニー
ビーチボーイズ ~前編~
********* The Beach Boys
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ビーチボーイズがデビューしたのは1961年のこと。長兄ウィルソン(b)、次男デニス(ds)、三男カール(g)のウィルソン兄弟に、従兄のマイク・ラヴ(vo)、友人アル・ジャーディン(g)が加わり結成したペンドルトンズがその前身。デビューにあたり、レコード会社が勝手にビーチボーイズと改名、"夏・車・サーフィン"をテーマにしたホットロッドソングを歌うグループとして売り出されてしまうのですが...長兄ブライアン主導の、美しすぎるハーモニーを携えた自作曲を量産、一躍トップグループとして人気を博します。

 Surfer Girl
 63年作品 [米7位(ゴールド) /英13位]
   Surfer Girl


 All Summer Long
 64年作品 [米4位(ゴールド)/英--位]
   Girls On The Beach


ビーチボーイズは、ブライアンがプロデューサーに就いた3rd『Surfer Girl』[63年]以降、レコーディングに多数のスタジオミュージシャンを導入するようになります。そして65年、ブライアンはスタジオワークに専念すべくツアーから完全に離脱。以降ビーチボーイズは、ブライアン抜きのライヴバンドとして、そしてブライアン主導(独裁!?)のスタジオワーク至上主義ユニットとして、二重構造的活動を展開することになります。なおこの年、ライヴ活動から身を引いたブライアンの代役も兼ねて、ブルース・ジョンストン(b,kb)が加入しています。

 Today!
 65年作品 [米4位(ゴールド)/英6位]
   She Knows Me Too Well


 Pet Sounds
 66年作品 [米10位(プラチナ)/英2位]
   Caroline No


そんな創作意欲満々なブライアンに火をつけたのが、ビートルズ『Rubber Soul』[65年]。翌66年、同じくスタジオワークに専念するためライヴ活動を一切休止することになるビートルズが放ったこのアルバムの革新性。これに触発された、というか危機感を煽られたブライアンは、ツアーでメンバー不在の中、ソロアルバムの如く新作を完成させます。それが...心の師匠フィル・スペクターを標榜しつつ、その脳内音楽を具現化すべくスタジオミュージシャンを大量導入、ポップマエストロ的才能とスタジオ偏執狂ぶりを遺憾なく発揮した稀代の名盤...『Pet Sounds』[66年]

"夏・車・サーフィン"という従来のイメージからあまりにかけ離れたそのサウンドに、ツアーから戻って来たメンバーは愕然としたといいます。『Pet Sounds』というタイトルも、マイク・ラヴが「誰がこんなの聴くんだ、犬か」とブチギレたことに由来しているそうですが...実際アメリカでのチャートアクションも苦戦(10位)一方、レコード会社がそのセールス不振を巻き返すべく急遽リリースしたベストアルバム『Best Of The Beach Boys』[66年]が、皮肉にも400万枚以上を売り上げる大ヒットを記録。ちなみに『Pet Sounds』がプラチナディスク(アメリカで売上100万枚以上)を獲得するのは、実は00年代に入ってから。今では文句なしのベストアルバムとして語られるこの作品も、当時はそういう評価だったようです。

 Smile
 67年作品(未発表)
   Good Vibrations


Pet Sounds』発表後もブライアンの創作意欲はとどまるところを知らず、今度はヴァン・ダイク・パークスと意気投合、2人で新作『Smile』の製作に着手します。ミドル→スロー→アップとテンポがめまぐるしく変化するトリップポップ「Good Vibrations」が先行シングルとしてリリースされるやいなや、No.1ヒットを記録トータルアルバムとして構想されていた『Smile』にも期待が高まるのですが...膨大な録音素材を徹底的に編集しまくる、という多大な労力を要するレコーディングは1年以上に渡り難航もし完成していたらビートルズ『Sgt. Pepper's~』に成り代わり、世界最高峰のトータルアルバムになっていたかもしれないこの作品は、結局完成半ばで頓挫してしまいます

これら『Pet Sounds』『Smile』からは、ブライアンの異常なまでのスタジオ偏執狂ぶりを垣間見ることができますが、その根底にあったのは...売れるモノをと期待するレコード会社やファンに対する、そして音楽的脅威となっていたビートルズに対する"プレッシャー"にほかありませんでした。そして不幸なことにブライアンという人は、それを克服するにはあまりに繊細でナイーヴだったのです。ビートルズには、ジョン・レノンとポール・マッカートニーというハートの強い2人の中心人物がいたのに対し、ビーチボーイズは(音楽的には)ブライアンが1人で背負いこんでいる状態。こうしたプレッシャーからブライアンは"心の病"を抱えるようになり、そこから逃れようとドラッグに溺れに溺れ、『Smile』録音過程で精神的にいよいよ崩壊してしまうのです.........

一方ブライアンを失ったビーチボーイズは、『Smile』の搾りカスのような寄せ集め作品『Smiley Smile』[67年]をリリースするも大コケ(41位)。『Smiley Smile』はどの論評を見ても酷評しかされていませんが、ブライアンでさえ仕上げられなかったものを、音楽的には完全にブライアンに依存していたメンバーだけで仕上げろというほうが酷なわけで、ちょっと同情してしまいますが結局ブライアン前線離脱とリンクするように、ビーチボーイズもまた音楽シーンの前線から離脱してしまいます。

しかし、そんな長兄の引きこもりというグループ最大の危機が、結果的に弟たちの音楽的躍進を促すことにもなります...が、続きは次回に。


The Beach Boys Discography 1962-1967

1962 Surfin' Safari [米32位/英--位]
1963 Surfin' USA [米2位(ゴールド)/英 17 位]
1963 Surfer Girl [米7位(ゴールド) /英13位]
1963 Little Deuce Coupe [米4位(プラチナ)/英--位]
1964 Shut Down Volume 2 [米13位(ゴールド)/英--位]
1964 All Summer Long [米4位(ゴールド)/英--位]
1964 The Beach Boys' Christmas Album [米6位(ゴールド)/英--位]
1965 Today! [米4位(ゴールド)/英6位]
1965 Summer Days (and Summer Nights!!) [米2位(ゴールド)/英4位]
1965 Beach Boys' Party! [米6位/英3位]
1966 Pet Sounds [米10位(プラチナ)/英2位]
1967 Smiley Smile [米41位/英9位]
1967 Wild Honey [米24位/英7位]
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