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クラフトワーク KRAFTWERK
JUGEMテーマ:テクノ全般

04年にリリースがアナウンスされたものの発売延期になっていた、クラフトワークのリマスター盤が、出世作『Autobahn』[74]発表35周年と銘打ってようやくリリースクラフトワークの頭脳=ラルフ・ヒュッターの意向により、音質はもちろん、ジャケットやタイトルまで大幅変更された今回の再発売を受けて、今回の特集は…

ドイツ発信の、孤高のテクノレジェンド
 クラフトワーク KRAFTWERK

↓以下、左側がオリジナルジャケット、右側がリマスター盤。

70年代のクラフトワーク


  クラフトワーク(Kraftwerk)(ドイツ読みだと"クラフトヴェルク"、意味は"発電所")の母体となったのは、ラルフ・ヒュッター(vo,syn)&フローリアン・シュナイダー(vo,syn)が中心となり68年に結成した前衛音楽集団"オルガニザツィオーン(Organisation)"。70年にクラフトワークに改名、『Kraftwerk』[70]・『Kraftwerk 2』[72]・『Ralf & Florian』[73]といった実験色濃厚な作品を次々発表していきます。

Kraftwerk クラフトワーク  70年11月発表 [独30位]
Kraftwerk 2 クラフトワーク2  72年発表 [独36位]
Ralf & Florian ラルフ&フローリアン  73年10月発表 [米160位]

しかしこれら初期の3作品は、彼らにとってはまだまだ初期段階・模索期という捉え方のようで、彼らの意向により未だ公式にCD化されていません。
もちろん今回のリマスター発売も対象外…

 72年、ヴォルフガング・フリューア(perc)が加入。


Autobahn アウトバーン
74年11月発表 [独7位/英4位/米5位] ♪ Autobahn
  

クラフトワークが本格ブレイクするのは、74年の出世作『Autobahn』発表から。「ハイウェイを走る車の歌を電子楽器で奏でる」タイトル曲のインパクトで、ドイツ国内だけでなく英米でも大ヒットを記録(シングルは独9位/英11位/米25位)以降彼らは、自動車産業で一躍高度成長を遂げたドイツから、自動車に続く輸出品=エレクトリックミュージックを世界に配信し続けることになります。

 74年、カール・バルトス(perc)加入。ワールドツアー敢行。


Radio-Activity Radio-Aktivität / 放射能
75年10月発表 [独22位/米140位] ♪ Radio-Activity
  


Trans Europe Express Trans Europa Express / ヨーロッパ特急
77年5月発表 [独32位/英49位/米119位] ♪ Showroom Dummies
  

前作がチャート的に振るわなかったためか、"アウトバーン"に続く"乗り物モノ"に再挑戦。今作からは「Showroom Dummies」が82年にリバイバルヒット(英25位)しています。デヴィッド・ボウイが『Autobahn』をきっかけにドイツ音楽にハマった末、所謂"ベルリン三部作を制作、『Heroes』[77]に「V2 Schneider」というオマージュ楽曲を収録したのは有名な話。そしてクラフトワークが、今作のタイトル曲「Trans Europe Express」でそのボウイとの親交を歌ったのもまた有名な話。

♪ From Station To Station 駅から駅へ ←ボウイの新作タイトル
  Meet Iggy Pop and David Bowie イギー・ポップとデヴィッドボウイに会う


The Man-Machine Die Mansch-Maschine / 人間解体
78年5月発表 [独12位/英9位/米130位] ♪ The Robot
  

♪ We Are The Robots 〜とついに言い切ってしまった「The Robot」(独18位)とそのPVで、自らを電子音楽を奏でるロボットとしてアイコン化、現在まで続くクラフトワーク=ロボットというイメージを確立したという意味でもマイルストーン的。そして、この後数多登場するニューウェイヴ/ニューロマンティックスに繋がる、シンセポップの雛形的楽曲が詰まった最高傑作。ちなみに"テクノポップ"というワードは、評論家・阿木譲サンがこの作品を評したのが最初で、それをメディアで多用して結果定着させたのが坂本龍一サンらしい。


80年代のクラフトワーク

Computer World Computerwelt / コンピューター・ワールド
81年5月発表 [独7位/英15位/米72位] ♪ Dentaku (Pocket Calculator)
  

テクノポップ全盛の81年、人気絶頂のYMOのリスペクトに押される形で日本でもクラフトワークが大ヒットそして過去最高規模のワールドツアーも敢行日本語で歌ったシングル「電卓」(「Pocket Calculator」の日本語ヴァージョン)は当時かなりの話題にラルフ・ヒュッターのいなたい日本語がたまりません。

♪ ボクハ オンガクカ デンタク カタテニ 
  I'm the operator with my pocket calculator

また、2ndシングル「Computer Love」をリリースしたら、そのカップリング「The Model」(『Man Machine』収録/独7位)のほうがクラブヒット、イギリスでなんと1位を獲得(ドイツ人初の快挙)さらにその勢いで「Showroom Dummies」(『TEE』収録)までもリバイバルヒットするという珍事も

しかしジャケットのブ厚いデスクトップPC同様、すでにこの段階でクラフトワークサウンドが少々古臭くなっていたのも事実また音楽性も、メロディアスなシンセポップから、よりミニマルな方向性を強めていきます。さらに、この頃からグループ内の人間関係に亀裂が生じ始めます


Electric Cafe エレクトリック・カフェ
86年12月発表 [独23位/英58位/米158位] ♪ Musique Non Stop
    

当時(今も)趣味の自転車レースにハマっていたラルフ・ヒュッターは、あまりに好きすぎて、自転車を題材にしたシングル「Tour de France」[83]を発表するに至ります。がしかし、その自転車の事故により長期入院続いて発表予定だった新作『Techno Pop』は結局発売中止となってしまいます。

一方でクラフトワークは、「Trans Europe Express」をサンプリングしたアフリカ・バンバータ「Planet Rock」[82]のヒットにより、(まさかの)ヒップホップシーン発信の再評価/リスペクトを受けるように

そんな後追いを受けて、『Techno Pop』から改題、86年にようやく発表されたのがこの『Electric Cafe』。これまでのシンセポップ路線から、サンプリングとリズムマシンを全面押ししたリズム強調型ミニマルテクノに転身。
今回のリマスターからタイトルが再び『Techno Pop』に変更されています。

ちなみにクラフトワークは、今作制作中の85-86年頃、なんとマイケル・ジャクソンから『Man-Machine』のマルチトラック使用許可を打診されたらしい。サンプリング素材として『Bad』[87]または妹ジャネット『Control』[86]で使うつもりだったとか。そのビッグビジネスを断ったというのがクラフトワークらしいけれど。

 87年、ヴォルフガング・フリューア(perc)脱退。


90年代のクラフトワーク

The Mix
 The Mix
91年6月発表 [英15位] ♪ The Robot
  

90年代に入り、今度はアシッドハウスムーヴメントからリスペクトを受けるように そんな91年、ハウスビートアレンジを施して00年代仕様にリアレンジした所謂リメイクベスト『The Mix』を発表クラフトワークをこれから聴こうという人は、まずこのアルバムから入るとイイです。

 91年、カール・バルトス(perc)脱退。そして同年、欧州ツアーを敢行したあと、クラフトワークはさらに長〜い沈黙期に入りるのですが…そんな彼らが再び動き出すのは、98年になってから。結成30周年にともなう大規模なワールドツアーで活動再開 そして…


00年代のクラフトワーク

Tour de France Soundtracks ツール・ド・フランス
03年8月発表 [独1位/英21位] ♪ Tour de France 2003
  

そして00年、なんと14年振りの新曲「Expo 2000」を発表。

さらに3年を経た03年、ついに17年振りのオリジナルアルバム『Tour de France Soundtracks』を発表
タイトル通り、核となるのはパート1〜3という構成の長尺リアレンジで蘇った「Tour de France」ですが、完全に別の曲に生まれ変わっています。そしてこの曲を軸に圧倒的クオリティのミニマルテクノが80分間トランス状態で流れ続けます。快感

さらに04年には、さらなる新曲「Autodynamik」も発表。


Minimum-Maximum ミニマム・マキシマム
05年6月発表 [独26位/英29位] ♪ Pocket Calculator / Dentaku
  

デビュー当時から自分たちのスタジオを所有していたクラフトワークは、その山のようなスタジオ機器をまんまステージに持ち込んでライヴ活動を行っていました。そんな彼らも02年のツアーからは、そのスタジオ機器のすべてをノートパソコンに取り込んで制御するというスタイルに完全移行

そんな完全デジタル制御されたクラフトワークの、04年ワールドツアーを収録した2枚組ライヴアルバムがコレ。『The Mix』をさらに進化させたような、00年代仕様にアップデイトされた往年の代表曲が目白押しの、オールタイムベスト「電卓」を合唱する日本のオーディエンスは、熱いが若干引くなァ


 09年1月、創設メンバー=フローリアン・シュナイダー(vo,syn)、脱退 80年代からツアーにず〜っと嫌気がさしていたらしく、08年以降はツアーにも参加していなかったらしい 

 こうしてオリジナルメンバーはラルフ・ヒュッターのみとなったクラフトワークですが…なんとニューアルバムを「2010年リリースに向けて」いよいよこの12月から制作開始するのだそう。実際に聴けるのはいつ

| overseas J, K, L | 00:00 | comments(2) | - | pookmark |
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kameさんコメントありがとうございます彡

「Autodynamik」でスピードオーバー...ってかなりウケましたw
| tkst | 2010/08/07 11:19 PM |

すばらしくまとめられていますね。素敵です。
高校生の時初めて出かけたコンサートが渋谷公会堂のクラフトワークさんでした。感動してシンセをマックのバイトで買って学園祭でThe ModelとYMO数曲やりました。今も毎年一回はワールドツアーを観に追っかけています。車内でアエロディナミックを聴きながら走ってついスピードオーバーで最近捕まりました。注意。ニューアルバム早く来て!!
素敵なブログをありがとうございました。
横浜市、40歳台自営業者
| kame | 2010/08/07 2:58 AM |











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