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LET IT BE... NAKED
JUGEMテーマ:音楽

 

今さらってツッコまれそうですが
最近めっちゃ聴いてるこのアルバム
The Beatles『Let It Be... Naked』(+α)について
オーヴァーダビングを極力やめて、ライヴ録音しよう。
"Please Please Me"の頃のように、
原点にGet Backだ!!
 
―Paul McCartney

「基本ライヴ一発録音によるニューアルバムの製作過程を
ドキュメントフィルムとして収め、さらにその新曲をTVで生演奏
というコンセプトのもと、69年1月2日〜30日に行われた
ポール主導の原点回帰企画="ゲット・バック・セッション"
30日にアップル・ビル屋上で行われた怒涛のライヴ演奏
"ルーフトップ・コンサート"を山場に、一旦終了。

ただ、そのセッション自体は波乱万丈で
1月10日にはなんとジョージが一時脱退(〜15日に復帰)
メンバー間(特にポールvsほかのメンバー)の対立が本格的に露呈
ありのままの音を録る、というコンセプトのセッションで
ありのままの人間関係をさらしてしまうという皮肉な結果に
また、そんなメンバーのコンディションを反映してか
残された音源も、未完成なリハーサル音源ばかり…

で、ビートルズは、結局この失敗セッション音源を半ば丸投げする形で
ドキュメントフィルムの撮影監督=グリン・ジョーンズに託すわけです。
ちなみにグリン・ジョーンズは、のちにThe Who『Who's Next』[71]を手がけて一躍有名に…

・1月17日 ビートルズ『Yellow Submarine』発売
・3月12日 ポール、リンダと結婚
・3月20日 ジョン、ヨーコと結婚


 キラリゲット・バック Get Back 1969-70

4月11日、そのセッションからまずシングル
「Get Back」 (c/w Don't Let Me Down) が先行リリース。

で、5月下旬、散漫な"ゲット・バック・セッション"音源をなんとか体裁を整え
アルバム『Get Back』として一旦完成したものの
ビートルズ作品としては明らかにクオリティ なこの作品は
結局企画全体ごとお蔵入りに…

ちなみにこの『Get Back』は、結局ブートレグとして出回るわけですが
なんでハイライトだったはずの"ルーフトップ・コンサート"のテイクが
(「One After 909」以外)採用されていないんでしょうねぇ〜

 Get Back /The Beatles
 
[69年版] One After 909 / Rocker / Save The Last
 Dance For Me / Don't Let Me Down /
Dig A Pony /
 
I've Got A Feeling / Get Back / For You Blue /
 
Teddy Boy / Two Of Us / Maggie Mae / Dig It / Let
 It Be / The Long And Winding Road / Get Back
 (Reprise) 
[70年版] One After 909 / Rocker / Save The Last Dance For Me / Don't Let Me Down / Dig A Pony / I've Got A Feeling / Get Back / Let It Be / For You Blue / Two Of Us / Maggie Mae / Dig It / The Long And Winding Road / I Me Mine / Across The Universe /
Get Back (Reprise)

さすがにこの出来の粗雑さはキツイ、と感じたメンバーは
7月、有終の美を飾るべく、心機一転新たなセッションを敢行
実質ラストアルバムにして超名盤『Abbey Road』を完成させるわけです。
これだけバラバラだったのに…改めてスゴイなぁと思う、このグループは。

・5月30日 ビートルズ、シングル「The Ballad Of John And Yoko」発売
・9月26日 ビートルズ、アルバム『Abbey Road』発売

しかし…70年1月
映画製作の契約履行+負債解消というアップルの台所事情から
"ゲット・バック・セッション"の映画化+サントラ製作という形で
企画が再浮上。

そこで、新たにジョージの新曲「I Me Mine」と
ジョンの既発曲「Across The Universe」を加え
さらにポールの初ソロに収録予定だった「Teddy Boy」をカットして
グリン・ジョーンズが再びミックスを担当するも
やっぱり"ルーフトップ・コンサート"のテイクは不採用
結局、素材がダメなら出来もしかり、とこれまたNGに…


 キラリレット・イット・ビー Let It Be 1970

で、やっぱりビートルズを仕切るのはこの人でしょう!と
満を持してジョージ・マーティンがプロデューサー登板
3月6日、1年前のセッションから改めてシングル
「Let It Be」が先行リリース

しかし、アルバムのプロデューサーに抜擢されたのは
ジョン・レノン イチオシの奇才フィル・スペクター
↑ソロシングル「Instant Karma!」で共演済

3月23日にスタジオ入りしたフィルは
ビートルズがさじを投げた"ゲット・バック・セッション"に
オーケストラとコーラスをオーヴァーダビング
ディープなエコー処理を施す"ウォール・オブ・サウンド"でもって
ゴージャスなアルバム『Let It Be』として再生
そのマスター完成までの実質所要期間、なんと正味1週間

ちなみにフィルが『Let It Be』に着手した3月23日に
隣のスタジオではポールが初ソロを仕上げていた、という
危ういニアミスがあったらしい。

・4月10日 ポール、ビートルズ脱退


 
 Let It Be /The Beatles
 
[70/5]
 Two Of Us / Dig A Pony / Across The Universe / I
 Me Mine / Dig It / Let It Be / Maggie Mae / I've
 Got A Feeling
 / One After 909 / The Long And
 Winding Road / For You Blue / Get Back 


そしてアルバムは5月8日に発売、映画も5月20日に公開されるのですが
「オーヴァーダビングを極力やめて、ライヴ録音しよう」という
初期コンセプトとは真逆のオーヴァープロデュースぶりにポールが激怒
超シンプルなバラード「The Long And Winding Road」に
仰々しいオーケストラ&コーラスを被せたことに
えらく憤慨したのはあまりに有名なエピソード。
そもそも丸投げせずにちゃんと仕上げていたら、こんなことにはならなかったような気も…

一方ジョンとジョージは
忌まわしい"捨てセッション"音源を再生させたフィルの手腕を高く評価
2人とも同年、本格初ソロのプロデュースをフィルに依頼していますよね。

曲の前後に慣らし演奏とかしゃべりが入っている
ラフなリハーサル音源というマイナス要素
"ルーフトップ・コンサート"テイクを増(赤字)
さらに「Get Back」もスタジオテイクに歓声やしゃべりを追加し
"リアルビートルズ"を捉えた擬似ライヴアルバムに仕立てることで
プラスに転じたフィル・スペクターの仕事は
確かにエコー処理とオーヴァーダビングは余計かなぁと思うけれど
やっぱりグッジョブだったと思う。


 キラリレット・イット・ビー...ネイキッド Let It Be...Naked 2003

そして03年、『Let It Be』発表から33年を経て、ポール全面協力による
リミックス新装版『Let It Be... Naked』がリリース

 
 Let It Be... Naked /The Beatles 
[03/11]
 Get Back / Dig A Pony / For You Blue / The Long
 And Winding Road / Two Of Us / I've Got A
 Feeling / One After 909 / Don't Let Me Down / I
 Me Mine / Across The Universe / Let It Be


ポールとしては当然、当時の初期コンセプト
「オーヴァーダビングを極力やめて、ライヴ録音しよう」
を今こそ再現したいという意図があったはずで
それはフィル・スペクター色を排することと同義だったはず。

全編通して、低音重視のタイトな音にアップデイト
さらにフィルのディープなエコー処理をカット
ポールのヴォーカルがめっちゃリアルに聴こえる
オープニングの「Get Back」はじめ、バンドのグルーヴ感が飛躍的に

さらに「ネイキッド(=裸の)」というタイトルの象徴とも言うべき
「The Long And Winding Road」「I Me Mine」の
オーケストラのオーヴァーダビングも完全カット
"裸のビートルズ"を堪能できる仕上がりに

あとは、"ルーフトップ・コンサート"で思いっきり演奏されていた
「Don't Let Me Down」が新たに加わったこと
↑なんで当時は収録されなかったんだろう??
「Across The Universe」ラストの
ヴォーカルのリヴァーブ処理とか、聴きドコロ満載ですが

その中でも特筆モノなのが"ルーフトップ・コンサート"での2つのテイクから
オイシイところを綿密に繋ぎ合わせて
最強のグルーヴィーブルースナンバーとしてリニューアルした
「I've Got A Feeling」
元々ジョン&ポールのヴォーカルバトルがキモのこの曲だけに
ライヴバンドとしてのビートルズのスゴさにシビレずにはいられません。

でもその一方で、「ネイキッド(=裸の)」と謳ってる割に
実際は加工しまくりの"ヴァーチャル"ネイキッド作品なので
全然"ネイキッド"とちがうやん
世界中からツッコミの入っているこのアルバムですが…

(実際以上に)ナイスバディにCG処理されたヌード写真みたいなモノで
それをアリと見るか、ナシと見るかは、その人それぞれの感性かなと。
…ボクは、「アリ」派なので、この『Naked』も全然アリ。

でもなぁ
個人的なコトですが、実はいちばん最初に聴いた
ビートルズのアルバムが『Let It Be』だったんですよ。
もう何回も何回も聴いたんで
ラフでルーズなMCや歓声、インタールード的な「Dig It」「Maggie Mae」も
ぜ〜んぶひっくるめて『Let It Be』なんですよ。

だから、それらがスパッとカットされているのはどうも馴染めない。
しかも、本来あるはずのしゃべりの前で
不自然なくらい急にフェイドアウトするんで、余韻に浸れないというか
「何してくれてんねん!!」とちょっとイラッとするというか…
どうせなら、フィル・スペクターが目指した
「擬似ライヴアルバム」にしてほしかったなぁと。

 

あ、そうそう
『Naked』のジャケットって、オリジナル盤の4人のポートレイトを
ネガ処理して使われていますが
ジョージだけオリジナルとちがう写真が採用されているのはナゼ
たぶん、オリジナルのをネガ処理したら
ジョージだけ相当キモくなるからだと思うんですけど、真相は
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