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細野晴臣の10枚。


たとえばエリック・クラプトンのここ最近の活動を振り返ると…クリームやJ.J.ケイル、スティーヴ・ウィンウッドといった、かつてのパートナーや憧れの存在との再共演が目立ちますが、還暦を越えたクラプトンには、きっと残りのミュージシャン人生の中で「今のうちにやっておこう」という思いがゼッタイにあるはず。「残りのミュージシャン人生」なんて考えるとチョット切ない気もしますが、その一方で「今のうちに見ておきたい」活動をしてくれるのは、ファンとしては嬉しい限りでもあります。

昨年還暦を迎えた細野晴臣サンもしかり。ソロ最初期のフォーキー路線回帰とか、YMOメンバーとの再共演とか…クラプトンに対するソレと同様の感覚を抱かずにはいられません。

ということで今回は、細野サンの長くて振り幅の広いソロワークスから
独断と偏見で選んだ…細野晴臣の10枚!!

  . 70年代の細野晴臣


エイプリル・フール〜はっぴいえんどでの活動を経て、73年に初ソロアルバム『Hosono House』を発表した細野晴臣サン。さらにその録音メンバーを核としたスタジオミュージシャン集団"キャラメル・ママ"としてのセッション活動と並行して、「トロピカル三部作」と評されるソロアルバムを立て続けに発表。そして78年、これまでのソロ活動のメインコンセプト=エキゾチックサウンドにディスコ/コンピュータミュージックを融合したユニット"イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)"を結成!

・The Apryl Fool /Apryl Fool [69/9]
・はっぴいえんど /はっぴいえんど [70/8]
・はっぴいえんど /風街ろまん [71/11]
・はっぴいえんど /Happy End [73/2]


 細野晴臣
 Hosono House

 [73/5]

73年、はっぴいえんど解散後にリリースされた、自宅レコーディングによる「狭山で作ったヴァーチャル・アメリカン・カントリー」な初ソロアルバム。ザ・バンド/ジェームズ・テイラーを手本にした、はっぴいえんど直系のフォーキーサウンドなんだけど…そのはっぴいえんどに於いて不満だったというリズムセクションが、林立夫サン(ds)になったことでクロいグルーヴ感がアップ。まさに細野サンの原点的作品。

 細野晴臣
 トロピカル・ダンディー
 Tropical Dandy
 [75/6]

75年に発表された、所謂「トロピカル三部作」の幕開けとなる2ndソロ。『Happy End』[73]録音時に目の当たりにしたリトル・フィートのプレイに、はっぴいえんどの面々は相当衝撃を受けたらしいのだけれど…鈴木茂サン(g)がそのリトル・フィートを全面フィーチャーした直球名盤『Band Wagon』[75]を発表したのに対し、細野サンはそのリトル・フィート的サウンドを下地に、環太平洋ゴッタ煮サウンドをドバッと導入、"オッパッピー(オーシャン・パシフィック・ピース)"な作品に仕上げてしまうこと自体に、その強烈すぎる個性を感じずにはいられません。ちなみに細野サンは自らコレを"ソイソース(醤油)・ミュージック"(=ゴッタ煮サウンドを日本人に合う味付けをしたということ?)と呼んでいたらしいけれど、そのテイストは"醤油"のあっさりさからは程遠い濃厚さ!
♪ハリケーン・ドロシー /細野晴臣&ティン・パン・アレー


・Tin Pan Alley /Caramel Mama [75/11]

 細野晴臣
 泰安洋行
 Bon Voyage co.
 [76/7]

76年発表の、「トロピカル三部作」第2弾(3rd)。今回の音楽的重要ファクターは、Dr.ジョンと喜納昌吉(&チャンプルーズ)、そしてマーティン・デニー。(チャンプルー+ファンキー=) "チャンキー・ミュージック"というコンセプトどおり、沖縄音楽とニューオーリンズファンクが融合、さらにエキゾチックサウンドをスパイスに加えてゴッタ煮感がさらにアップ!

・Tin Pan Alley /Tin Pan Alley 2 [77/9]

 ハリー細野&イエロー・マジック・バンド
 はらいそ
 Paraiso
 [78/4]

「トロピカル三部作」をしめくくる、78年発表の4thソロ。といっても、シンセサウンドが中核を担っていることもあり、前2作とはちょっと音像は異なりますが。また、このアルバムがYMOの後追いで聴かれ始めた頃は、"イエロー・マジック・バンド"というバンド名含め、教授&ユキヒロサンと初共演した"プレYMO"的位置づけで語られることが多かったように思うのですが…エキゾチックというコンセプトはともかく、サウンドに関していうとYMOとは言うほど直結しないな〜という印象は昔も今も変わりません(そういう意味では次作『Pacific』こそプレYMO的)。結局このアルバムは、"プレYMO"という以前に、やっぱり"トロピカル三部作"の最終作という捉え方がいちばんしっくりきます。で、ソレをしめくくる間違いなく名盤!!YMOでの成功を予言したような、最後の「この次はモアベターよ!」というセリフもまた貴重。
♪はらいそ /ハリー細野&イエロー・マジック・バンド[78]


・細野晴臣,鈴木茂,山下達郎 /Pacific [78/6]
・細野晴臣&横尾忠則 /コチンの月 [78/9]
・YMO /Yellow Magic Orchestra [78/11]
・細野晴臣,石川鷹彦,松任谷正隆 /エーゲ海 [79/6]
・YMO /Solid State Survivor [79/9]
・YMO /×∞増殖 [80/6]



  . 80年代の細野晴臣


YMOでの細野サンは、教授&ユキヒロサンとは対照的に一切ソロ活動は行わず、2人の個性の隙間を埋めるプロデューサーとしてのスタンスを貫いてきましたが…YMO(というか、世間の異常なYMO人気と、仮想敵・教授の存在)があまりにコントロールのきかない存在になってしまったことから、細野サンはプロデューサーという役割さえも放棄(『浮気なぼくら』[83]からプロデューサー表記がこれまでの「細野晴臣&YMO」から「YMO」に)。でも結局YMO散開後、3人の中でいちばん"ポストYMO"的なソロ活動を展開したのは、(意外と)細野サンでした。さらにそんなテクノ色濃厚なソロと並行して、ブライアン・イーノ的環境音楽作品を立て続けに発表するなど、3人の中でいちばん多作だったのも、(意外と)細野サンでした。 ♪Video Game Music /細野晴臣[84]

・YMO /BGM [81/3]
・YMO /Technodelic [81/11]


 細野晴臣
 フィルハーモニー
 Philharmony
 [82/5]

「YMO在籍中はソロを作らない」と自らに課してきた細野サンが、その決意を解いて82年に発表したソロアルバム。細野サン曰く「ソロを作ったということは、すでに気持ちは(YMO)解散の方向に向かっていたんですね」とのことですが…その内容は、サンプリング/ループを駆使した、後のアンビエント路線の原点的作品。

・YMO /浮気なぼくら [83/5]
・YMO /Service [83/12]
・細野晴臣 /Making Of Non-Standard Music [84/11]


 細野晴臣 with Friends Of Earth
 S・F・X

 [84/12]

84年発表の、YMO散開後初のソロアルバム。1st『Hosono House』のセルフポートレイトがサイボーグ化したようなジャケットが象徴する、32ビートを駆使したデジタルヒップホップ作品。"YMOの亡霊"から逃れたい教授&ユキヒロサンにとっては最大のNGワードだった"テクノポップ"を全面フィーチャーしたこの作品は、まるで「テクノポップのオリジネイターはボクです」という細野サンのマニフェストのよう。なお、ほぼ一人多重録音ながら、そこで使用したシンセ/サンプリング機材を仮想メンバーと位置づけた"Friends Of Earth"というネーミングは、『はらいそ』のとき同様、次作のユニット名に。

・細野晴臣 /銀河鉄道の夜 [85/7]
・細野晴臣 /Coincidental Music [85/8]
・細野晴臣 /Mercuric Dance [85/9]
・細野晴臣 /Paradise View [85/9]
・細野晴臣 /The Endless Talking [85/10]
・F.O.E /Friend Or FOE? [85/12]
・F.O.E /Decline Of O.T.T. [86/3]


 F.O.E (Friends Of Earth)
 Sex, Energy and Star

 [86/5]

85年、野中英紀サン(syn/g)・西村昌敏サン(syn/b)とともにヒップホップユニット"Friends Of Earth (F.O.E)"を結成。「メンバー不定形の匿名ユニットをプロデューサー視点で取り仕切る」というコンセプトも、細野サン以外の楽曲をフィーチャーしたりといったスタンスもまたYMO的ですが、このF.O.E、細野サンアーカイヴにおいて完全に黙殺されているような…。そして2作目以降を標榜した「F.O.E#1」というタイトルも虚しく結局自然消滅…。企画モノとはいえ、御大ジェイムズ・ブラウンとのコラボ「Sex Machine」とか、もっともっと評価されてもいいのになぁ。それにしても、同じDr.ジョンを取り上げているのに、生音グルーヴの『泰安洋行』と、デジタルグルーヴの「Right Place Wrong Time」の振り幅の広さって…まぁコレこそ細野サンの魅力か。

・F.O.E feat. Haruomi Hosono with President BPM & Seikoh Itoh
 /Come☆Back [87]
・細野晴臣 /源氏物語 [87/11]


 細野晴臣
 omni Sight Seeing

 [89/7]

89年に発表した、これまでの環境音楽路線の集大成的ソロアルバム。内容はタイトルどおり「観光音楽のオムニバス」といった佇まいで、当時のワールドミュージックブームに対して、その先駆者・細野サンが「コレこそ本物!」と提示したかのような、民族音楽の見本市的作品。


  . 90年代の細野晴臣


90年代の細野サンも意外と多作。ただ、純然なソロではなく、忌野清志郎・坂本冬実とのユニット=HIS[91]、再生YMO[93]など、プロジェクトとしての活動も含めてですが。また、HAT(=細野サン+アトム・ハート+テツ・イノウエ)をはじめ、ディープなアンビエント路線ドップリの時期でもあるので、(ボク含め)この時期の細野サンはチョット…という人も多いはず(もちろんその逆の人も多いとは思いますが)。それだけに、swing slow(=細野サン+コシミハル)[96]、ハリー&マック(=細野サン+久保田麻琴)[99]、(松任谷正隆サン抜きの)Tin Pan再結成[00]など、90年代後半の「アンビエントの海からポップスの陸へ戻ってきた」細野サンを拍手喝采で迎えた往年のファンもまた多いはず(ボク含め)。ただ、Tin Pan以外の細野サンは基本脇役なのでちょっと欲求不満でしたが。
♪Good Morning, Mr. Echo /swing slow [96]


・HIS /日本の人 [91/7]

 細野晴臣
 Medicine Compilation
from the Quiet Lodge
 [93/3]

アンビエントの海にいよいよ肩までドップリ浸かった93年作品。唯一ポップテイストな、矢野顕子サンとのデュエットによる「Honey Moon」(『トロピカル・ダンディー』収録)のセルフカヴァーを置き土産に、細野サンはアンビエントの深海へと潜っていってしまいました…。

・YMO /Technodon [93/5]
・Love, Peace & Trance /Love, Peace & Trance [95/1]
・細野晴臣+ゴウ・ホトダ,ビル・ラズウェル,寺田康彦 /N.D.E [95/4]
・細野晴臣 /Good Sport [95/9]
・細野晴臣 /NAGA [95/10]
・細野晴臣&ビル・ラズウェル /Interpieces Organization [96/2]
・Swing Slow /Swing Slow [96/10]
・HAT /Tokyo-Frankfurt-New York
・HAT /DSP Holiday [98/6]
・Harry & Mac /Road To Louisiana [99/10]
・Tin Pan /Tin Pan [00/11]



  . 00年代の細野晴臣


02年、盟友ユキヒロサンと"スケッチ・ショウ"を結成、『BGM』の頃のYMOを再現したサウンドでテクノ(?)回帰した細野サンでしたが…05年以降はさらに自身のアーカイヴを遡って『Hosono House』の頃を髣髴させるフォーキーなセルフカヴァーライヴを敢行。そして還暦を迎えた07年、還暦という言葉どおりグル〜ッと一回りして原点に回帰したカントリーアルバム『FLYING SAUCER 1947』を発表。そしてそして、教授も合流しての実質YMOの活動も徐々に本格化!まさに自身のアーカイヴを総括するかのような最近の細野サンの活動は、ホントに目が離せません。
♪Body Snatchers /ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス[07]


・Sketch Show /Audio Sponge [02/9]
・Sketch Show /Loophole [03/11]
・細野晴臣 /メゾン・ド・ヒミコ [05/8]
・細野晴臣 /南の島の小さな飛行機バーディー [06/8]


 ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス
 Flying Saucer 1947

 [07/9]

クリック Flying Saucer 1947 〜予告編〜
クリック Flying Saucer 1947

・細野晴臣 /EX Machina [07/10]
・細野晴臣 /Haruomi Hosono Archives Vol.1 [08/7]
・細野晴臣 presents Daisy Holiday! [08/7]
・細野晴臣 /グーグーだって猫である [08/8]


JUGEMテーマ:音楽
| ***YMO | 00:00 | comments(2) | - | pookmark |
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ナルホドナルホド…
たぶんMedicine Compilationまでの8枚は
だれが選んでも鉄板なんでしょうね〜。
で、残りの2枚がそれぞれの趣味という…。
| tkst | 2008/06/04 12:49 AM |

テイトウワが選ぶ細野晴臣の10枚って企画が某雑誌に出てました。
Hosono House
トロピカル・ダンディー
泰安洋行
はらいそ
フィルハーモニー
S・F・X
omni Sight Seeing
Medicine Compilation
HIS
swing slow

で、後10枚に収まらりきらなかった2枚で
Sketch Show /Audio Sponge
メゾン・ド・ヒミコ

で合計12枚選ばれてましたよ。



 
| 地蔵祭り | 2008/06/03 2:04 PM |











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